
HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 51924 Content-Type: text/html ETag: "15c2bd-17c3-4c64b4846dc3b" Expires: Thu, 02 Aug 2012 23:21:53 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Thu, 02 Aug 2012 23:21:53 GMT Connection: close
![]() ロンドン五輪 内村選手の「金」に続きたい(8月3日付・読売社説)ロンドン五輪は、中盤戦に入った。 数々の熱戦に、一喜一憂している人も多いのではないか。 大会6日目(1日)時点で、日本選手が獲得したメダルは、金2、銀4、銅11の計17個だ。金メダルは少ないが、総数では中国、米国に次ぎ3位につけている。奮闘に拍手を送りたい。 中でも、大きな感動をもたらしてくれたのが、体操の内村航平選手だ。男子個人総合での金メダルは、日本選手として28年ぶりの快挙である。 世界一、美しいと言われる技を随所に見せてくれた。高速の回転技の後、ピタリと着地を決めた跳馬の演技は圧巻だった。 「金メダル確実」という日本中の期待に応え、優勝する 苦戦が続くお家芸の柔道の中で、闘志むき出しの姿が印象的だったのが、女子57キロ級の松本薫選手だ。日本勢初の金メダルを手にした時の笑顔は輝いていた。 松本選手の金メダルが、日本選手団全体に弾みをつけたことは間違いない。 競泳陣の活躍も目立つ。背泳ぎ、バタフライ、平泳ぎで、男女とも銅メダルを獲得した。男子個人メドレーの銅メダルもある。 各種目で、世界と互角以上に戦える選手がそろっているのは、頼もしい限りだ。 平泳ぎの100メートルと200メートルで五輪3連覇を目指した北島康介選手は、メダルなしに終わった。偉業達成はならなかったが、日本の水泳界を長く 大会序盤で相次いだ判定を巡るトラブルは、観戦する側の興趣をそいだと言える。 男子柔道では、審判の旗判定の結果が、ビデオ席にいる審判委員の異議で覆り、日本選手の勝利となった。体操の男子団体総合では、技の難易度が正しく認定されず、ビデオ判定の結果、日本に加点されるケースがあった。 審判の能力向上は、各競技に共通する課題だろう。 大会は12日まで続く。序盤戦の健闘をバネにして、日本選手のさらなる活躍が期待される。 サッカーは、男女とも決勝トーナメントに駒を進めた。女子レスリングには、五輪3連覇を目指す吉田沙保里、伊調馨選手が登場する。陸上競技も始まる。 海外の選手のスピードや技も堪能したい。 4年に1度の祭典の楽しみは、まだまだ尽きない。 (2012年8月3日01時55分 読売新聞)
![]() 東京本社発行の最終版から掲載しています。
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