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5月10日付 よみうり寸評

 小沢一郎民主党元代表の党員資格停止処分は解除されたものの、陸山会事件の刑事被告人という立場は依然続くことになった◆氏は「理解しがたい」と言うが、検察官役の指定弁護士3氏は「1審判決には看過しがたい事実誤認がある」として控訴した◆1審判決は、小沢氏の現金4億円の処理に関し、元秘書らによる政治資金収支報告書の虚偽記入、さらには処理の報告・了承まで、指定弁護士の主張をほぼ全面的に認めながら、「氏が違法性を認識していなかった可能性がある」として、氏と秘書の共謀を否定、結論は無罪◆3氏はそのへんが納得できない。「収支報告書を見たこともない」という小沢氏の弁は判決も「およそ信じられない」だった◆「自分の関心は天下国家」で、政治資金などは秘書まかせだそうだが、4億円の袋詰めは氏がひとりでやったことという。どこか滑稽なそんな図も思い出した◆判決確定までだった党員資格の停止を控訴期限前にさっさと解除に決めたのも民主党いや輿石幹事長流らしい。

2012年5月10日13時42分  読売新聞)

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