HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 49846 Content-Type: text/html ETag: "81d51-1309-4b85905c7edda" Expires: Wed, 08 Feb 2012 02:21:51 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Wed, 08 Feb 2012 02:21:51 GMT Connection: close 2月7日付 よみうり寸評 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)




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2月7日付 よみうり寸評

 英国のエリザベス女王が6日、在位60年を迎えた。1952年2月、父ジョージ6世の死去を聞いたのは旅先のケニアだった◆急ぎ帰国した新女王は25歳。ヒースロー空港に出迎えた当時の首相はウィンストン・チャーチル。それから60年の歳月が流れた。多くの感慨をお持ちと思う◆翌年の戴冠(たいかん)式の頃には〈イギリスには自慢できるものが三つもある。世界の恋人である女王陛下、ウィンストン・チャーチル、それに輝かしい歴史的過去だ〉といわれたものだがその後の女王の道は決して平たんではない◆1992年にはチャールズ皇太子とダイアナ妃の不仲など王室の私生活報道に悩まされたうえ、ウィンザー城の火災もあった◆女王はこの年を〈アナス・ホリビリス〉(ひどい年)と嘆いたが、危機に粘り強いのも女王と英国王室の特質だ。スキャンダルを教訓に王室像を立て直した◆昨年はウィリアム王子の結婚という慶事もあった。85歳の高齢をものともせず公務に精励されている。ゴッド セイブ ザ クイーン!

2012年2月7日14時26分  読売新聞)

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