HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 49832 Content-Type: text/html ETag: "f2e77-1307-4b8445f4ed63b" Expires: Tue, 07 Feb 2012 00:21:21 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Tue, 07 Feb 2012 00:21:21 GMT Connection: close 2月6日付 よみうり寸評 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)




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2月6日付 よみうり寸評

 伸びやかに舞う日本の高校2年生・菅井円加(まどか)さん(17)の姿が美しい。きょうの朝刊各紙はそろってその写真を1面で大きく扱った◆彼女が優勝したローザンヌ国際バレエコンクールは〈未来への可能性〉を評価するという。バレエダンサーの世界的登竜門で「育てる」ポリシーが貫かれているコンクールだといわれる◆今年のコンクールには世界の226人が応募し、日本人は19人が本選に出場した。決勝に残った21人のうち5人が日本人だった。めざましい日本勢の進出にこんな言葉を思い浮かべた◆「日本料理はバレリーナにとって理想的。刺し身、すし、しゃぶしゃぶ、すき焼き、てんぷらで身体はエネルギーで満ちあふれる。でも体重が増えたりしない」◆ロシア・ボリショイバレエ団のプリマバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤが自著「闘う白鳥」にそう書いている。親日家の彼女のお世辞と割り引いてもうれしい話◆この言葉にコンクール優勝の自信を重ね、菅井さんは〈未来〉に向けて大きくはばたいてほしい。

2012年2月6日13時47分  読売新聞)

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