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1月10日付 よみうり寸評

 〈夢は見るものではなく、(かな)えるもの〉――これが沢穂希選手の座右の銘だ。いかにも彼女らしい◆9日(日本時間10日未明)、スイス・チューリヒで開かれた国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式でまた沢選手の大きな夢が叶った。2011年・女子世界最優秀選手賞の獲得だ◆昨夏のワールドカップ(W杯)で優勝した日本代表(なでしこジャパン)の主将、MF沢穂希は大会の得点王で最優秀選手。その大活躍が他の候補、ワンバック(米)とマルタ(ブラジル)の二人を制して選出された◆女子チームの最優秀監督賞に選ばれた佐々木則夫監督ともども日本人初、いやアジア初の受賞。サッカー界最高の栄誉に喝采し心からおめでとうを申し上げる◆名実ともに〈世界の沢〉になった。小学2年生で東京・府中市の「府ロクサッカークラブ」にたった一人の女の子として参加して始まったサッカー人生の実りだ◆沢選手は一つ一つ夢を叶えてきた。今年もロンドン五輪でまたもう一つ叶える大きな夢が待っている。

2012年1月10日13時47分  読売新聞)

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