
HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 47963 Content-Type: text/html ETag: "f4b0e-11d2-4b46b2c8e905a" Expires: Tue, 20 Dec 2011 01:22:00 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Tue, 20 Dec 2011 01:22:00 GMT Connection: close
![]() 12月19日付 よみうり寸評〈亡き妻を思いつつ南相馬の味を再現〉――きょうの朝刊・気流欄(東京)で、川崎市の新川広光さん(61)の投稿を読みほろりとさせられた◆東日本大震災で福島県南相馬市の自宅を離れて9か月。奥さんは津波に流され今も行方不明。この季節に思うのは南相馬の「弁慶」という郷土料理のこと◆たっぷりの大根と里芋の茎を干した保存食の芋がらを煮込み、砂糖、しょうゆ、酢で甘辛く味付ける。料理上手だった妻の姿を思い浮かべて、作ってみた。妻や母の味には遠いが、自分なりの「弁慶」で温まったという◆新川さんが故郷へ帰れるのはいつの日だろうか。同じ思いの人は数多い。そんな折、野田首相の〈事故そのものは収束した〉という発言が不評だ◆「そんな言葉を発すること自体、『実態を本当に知っているのか』と県民は思う」と佐藤福島県知事は不快感をあらわにした。原子炉が冷温停止状態になり工程表ステップ2を終えたにしてもだ◆被災地の実感とはあまりに遠い。被災者でなくても違和感が強い。 (2011年12月19日14時24分 読売新聞)
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