
HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 47715 Content-Type: text/html ETag: "2f59b3-11da-4b2d851b12eae" Expires: Tue, 29 Nov 2011 22:22:22 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Tue, 29 Nov 2011 22:22:22 GMT Connection: close
![]() 11月29日付 よみうり寸評〈悲運の名将〉西本幸雄さんをだれもがそう呼ぶ。大毎、阪急、近鉄を率いて8度日本シリーズに出場したが、日本一は1度もない◆だが〈悲運〉と呼ばれることを、ご本人は好まなかった。むしろ8度も日本シリーズを戦えたことを〈幸運〉とし、野球人生の〈誇り〉としていたようだ◆西本さんのそういう考え方は頑固な生き方をうかがわせると同時に人生の達人だったことを思わせる。25日、91歳で死去。28日、通夜の席で教え子、元阪急のエース山田久志さんは「監督というより人生の師匠」と語っている◆毎日オリオンズの一塁手だった現役時代は6年と短いが、監督生活は大毎1年、阪急11年、近鉄8年の計20年に及ぶ◆日本一に最も近かったのは、近鉄時代の1979年、対広島のシリーズ第7戦、1点を追う九回無死満塁。これを三振、スクイズ失敗、三振で逃した◆「江夏の21球」と後に語り継がれる名勝負で敗軍の将。その人は今「慈徳院釈将幸」となった。選手を慈しみ育てた徳と幸運の名将と読める。 (2011年11月29日13時47分 読売新聞)
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