HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 47582 Content-Type: text/html ETag: "168377-120f-4b1bf04935eb1" Expires: Wed, 16 Nov 2011 01:22:08 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Wed, 16 Nov 2011 01:22:08 GMT Connection: close 11月15日付 よみうり寸評 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


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11月15日付 よみうり寸評

 「首脳会談は国と国との勝負でもある。まさに決闘やボクシングと同じであり、相手の目方を測り、こっちの長所でいかに相手を乗り越えていくかが勝負になる」◆外交について中曽根元首相は野田首相にこうアドバイスした。政権運営については「勇往邁進(まいしん)、初心断行だ。貫いたら勝ち」と話した。先月、中曽根事務所を首相が訪ねたときのことだ◆中曽根氏が産経紙に寄稿した「転換への挑戦」にある。さて、APEC首脳会議を終えた野田首相をどう評価するか◆「オバマ大統領はじめ首脳に申し上げたことは『TPP交渉参加に向けて、関係国との協議に入る』ということ。それ以上でもそれ以下でもない」と野田首相◆この言葉は、中曽根流で言えば「政治臭がなく官僚臭しか感じられない。危険を避け無難な運営を心がけている」あたりだろう◆こういう野田流は本紙の世論調査にも表れた。TPPの決断は「評価する」が51%、内閣支持は49%、「首相は自らの政策や考えを国民に十分説明していない」が86%。

2011年11月15日14時10分  読売新聞)

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