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10月22日付 よみうり寸評

 〈京都農林省賞典四歳呼馬〉。1938年、英国のレースを範に創設されたこのレースが戦後に菊花賞と改名された◆日本中央競馬会(JRA)の公式サイトによると、競走の目的は最もスタミナのある繁殖馬を選定すること。このため、せん馬(去勢馬)は出走できない◆3歳クラシック三冠の最終関門、菊花賞が23日午後、京都競馬場で発走となる。〈皐月(さつき)賞は速い馬が勝つ。ダービーは運の良い馬が勝つ。菊花賞は強い馬が勝つ〉。こう言われてきたように三冠の中でも真の力が試されるレースといえる◆菊の出来は土で決まる、と言われるほど菊の花の美しさを引き出す重要なポイントが培養土だそうだ。競走馬の強さを引き出す培養土は、管理する調教師であり、騎手であろう◆3000メートルの長丁場、2度の坂越え。約3分のレース中、馬との呼吸をいかに合わせ続けるか。菊花賞は騎手の技量も厳しく問う◆今年、オルフェーヴルが史上7頭目となる三冠の偉業に挑む。先頭でゴールを駆け抜け、大輪を咲かせるか。

2011年10月22日13時57分  読売新聞)

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