HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 47228 Content-Type: text/html ETag: "f1491-1206-27c78580" Expires: Tue, 27 Sep 2011 01:21:52 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Tue, 27 Sep 2011 01:21:52 GMT Connection: close 9月26日付 よみうり寸評 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


現在位置は
です

本文です

9月26日付 よみうり寸評

 〈関脇の強い場所は面白い〉と言われる。そのとおりの大相撲秋場所だった。千秋楽まで優勝を争った二人の関脇が日本人力士◆こんなことは久しくなかった。関脇琴奨菊は大関昇進を確実にし、もう一人の稀勢の里は来場所を大関昇進挑戦の場所にした◆結局は横綱白鵬が13勝2敗、20回目の優勝で終わったが、その白鵬に土をつけた二人が琴奨菊と稀勢の里。三つ(どもえ)の優勝決定戦の可能性を含め、白鵬に加え二人の関脇も千秋楽結びの一番まで優勝の望みをつないだ◆日本人力士の優勝は平成18年初場所の大関栃東(現玉ノ井親方)以来ない。最近は優勝争いさえ考えられないほどだった。来場所以降に期待が久々にふくらむ◆九州場所は福岡県柳川市出身の琴奨菊が新大関で登場する。長くご当地大関だった魁皇の引退で横綱・大関に日本人が一人もいなくなった状態もこれで解消する◆特に前半戦など空席の目立つ今場所だったが、熱戦が多ければ多いほどお客さんは戻ってくる。新大関はじめ全力士の奮起を望む。

2011年9月26日14時08分  読売新聞)

 ピックアップ

トップ
現在位置は
です