HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 47573 Content-Type: text/html ETag: "f1aba-1204-3848e8c0" Expires: Fri, 22 Jul 2011 00:22:47 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Fri, 22 Jul 2011 00:22:47 GMT Connection: close 7月21日付 よみうり寸評 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


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7月21日付 よみうり寸評

 久々に日本中に明るいフィーバーが続いている。帰国会見やTV出演で余韻がなお尾を引いている◆サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で初優勝した〈なでしこジャパン〉のことだ。あれから何度も、数々の感動のゴールをTVの映像でくりかえし、くりかえし見た。全くあきない◆凱旋(がいせん)してきた〈なでしこ〉たちの記者会見などを通して、この日本代表イレブンのすばらしさに改めて感銘を深めた。何がいいかと言えば、一番はチームの空気だ。佐々木則夫監督とイレブンとの間のへだてのなさがいい◆監督と選手、選手同士が笑顔で遠慮なくものを言い合える仲がいい。それが結束と最後まであきらめない闘志を生んだ◆レギュラーと控えの関係もうまく機能している。途中出場や初先発が大いに活躍した。帰国した成田で、優勝トロフィーを控えのGK、山郷、福元両選手が手にしていたのもいい◆学ぶことの多いこの熱気が一過性でなく、ロンドン五輪のさらに先まで女子サッカーがより隆盛に向かうように祈る。

2011年7月21日13時59分  読売新聞)

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