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7月19日付 よみうり寸評

 今年一番の爽快な思いだった。「なでしこジャパン」に心から、おめでとう、そして、ありがとう◆〈最後まであきらめない〉――その強い心と行動力でつかんだ夢の世界一。過去一度も勝てなかった米国相手のW杯決勝戦はそれを象徴するゲームだった◆延長戦まで2度も先行されながら、その都度追いつき、2―2でもつれ込んだPK戦の末の快勝。延長戦でのキャプテン沢穂希の同点ゴール、PK戦でのGK海堀あゆみの2本のセーブはともに神業を思わせる高度のプレーだった◆決勝までドイツ、スウェーデンの強豪を倒してきた歩みでも、途中出場や初先発だった丸山桂里奈、川澄奈穂美らの活躍を思う。強い結束の勝利だ◆延長も時間切れ寸前にレッドカードで退場した岩清水梓。レッド相当かどうかに疑問もあるが、あのプレーも〈あきらめない〉表れ。ゴール正面で米の決勝点を身をもって防いだ◆18年も日本代表で戦い、今大会のMVPとなった沢は最後まであきらめない日本イレブン全員の象徴でもある。

2011年7月19日13時46分  読売新聞)

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