HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 37797 Content-Type: text/html ETag: "f1e31-11c4-99e2580" Expires: Wed, 08 Jun 2011 00:23:20 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Wed, 08 Jun 2011 00:23:20 GMT Connection: close 6月7日付 よみうり寸評 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


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6月7日付 よみうり寸評

 〈首相へ 昔―もう帰るんですか 今―まだいるんですか ―避難所〉きょうの朝刊・USO放送は菅首相のこれまでのパフォーマンスと今をズバリ表現している◆先週末から政局の雲行きは空恐ろしいほど急転変した。内閣不信任案があわや可決から一転否決され、首相の居座りがあらわになると「それはないよ」に◆今や早期退陣が大勢で「月内退陣論が加速」の見方もある。「一定のメド」がいつにせよ、退陣表明の瞬間から首相の威信は低下、いわゆるレイムダック化が始まる◆ならばできるだけ早い方がいい。が、その後にこれだというのが見えて来ない。〈民主党乱と言うより変ですね〉――時事川柳にはこんな目もある◆〈鳩が出て首尾よくいったためしなし〉というのもある。多くの人が賛同するだろう。菅・鳩山会談の詰めの甘さ。毎度のソフトクリームぶりだった◆ペテンに歯ぎしりは情けない。米国のいう「ルーピー」とはこれか。「退いた首相は出しゃばらない方がいい」と言ったのは、だれだっけ?

2011年6月7日13時55分  読売新聞)

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