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1月31日付 よみうり寸評

 〈成長、団結、勇気〉――サッカーのアジア杯カタール大会を制覇した日本代表を考えるキーワード◆ザッケローニ監督の語録から拾ったが、ご本人が言わないものを加えると〈監督の采配〉も大きい。就任して5か月、早々のアジア杯に準備期間も十分ではないのに、選手を理解し、成長させ、アジアの王者になった◆日本イレブンは負傷者、退場者、出場停止など厳しい事態の試合を重ねて成長した感がある。それが団結につながり、先制されても、追いつかれても、一人足りなくなっても勇気を失わなかった◆優勝して選手たちと抱き合う監督。歓喜の輪の中には、負傷でそこにはいない香川、松井の10と8のユニホームがあった。団結の証しだろう◆決勝戦の文字通り決勝のゴールは今大会のザック・ジャパンの象徴。長友のクロスを李がボレーで決めた。背景に絶妙な選手交代がある◆今大会、途中出場の控え選手のゴールが目立った。MVPの本田、守護神・川島、主将の長谷部……全員の和と成長がすがすがしい。

2011年1月31日14時02分  読売新聞)
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