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8月20日付 よみうり寸評

 セ・リーグの復刻ユニホーム物語のパート2を書く。阪神ナインが着用したのは昭和23〜24年(1948〜49年)の黒いユニホーム◆これはタイガースの歴史の中でも異色だ。俗に黒と言われているが、正確には紺だと「プロ野球ユニフォーム物語」にある。なぜ紺か、これが何と戦後の物不足で、たまたま紺の生地が手に入ったからというだけの話◆このユニホームまだ1リーグ時代で、2リーグ分立までわずか2年の寿命だったが、ファンには強いタイガースの記憶とともにある◆いわゆるダイナマイト打線と言われた猛虎の時代だ。当時、筆者は巨人ファンの少年だったが、強敵タイガースのラインアップを今もそらで言える◆呉、金田、別当、藤村、土井垣……。初代ミスター・タイガース、藤村富美男三塁手のプレー、強い個性のショーマンぶりは、とりわけ鮮明に記憶している。今、その復刻勝負服の阪神が強い◆この3戦連続で2ケタ得点。チーム通算4度目だが、最初の記録はダイナマイト打線時代のことだ。

2010年8月20日14時01分  読売新聞)
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