HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 36147 Content-Type: text/html ETag: "add73-1192-af998e40" Expires: Sat, 31 Jul 2010 02:21:47 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Sat, 31 Jul 2010 02:21:47 GMT Connection: close 7月30日付 よみうり寸評 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
現在位置は
です

本文です

7月30日付 よみうり寸評

 「小鳩体制のままだったら、もっと大負けしていただろう」。まさか、そうまではいえないから、ひたすら隠忍自重だったと見える◆参院選の大敗を総括する民主党の両院議員総会のこと。菅首相(党代表)始め執行部と支持派の面々は冒頭の言葉がのどまで出かかっていたのではないか◆首相が陳謝したように消費税増税を巡る発言で厳しい選挙になったことは認めるべきだろうが、それで負けたと責め立てるばかりでは、総括になるまい。と思うのだが、首相や枝野幹事長ら執行部の退陣を求める意見が続出した◆「大敗したら責任をとるのは当たり前だ」「勝手にマニフェストを変えた。いつから北朝鮮になったのか」……。激しいことばで責任論が噴出した◆小鳩体制での〈政治とカネ〉やら〈普天間の迷走〉はどこへやら。はた目には健忘症?を疑いたくなる。それでも、9月の党代表選を控えて隠忍自重。昔の「イラ菅」ではない◆〈()牛角上(ぎゅうかくじょう)の争い〉とはこれか。党内でしか通用しない内向きの総括ではないか。

2010年7月30日13時57分  読売新聞)
現在位置は
です