
HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 36983 Content-Type: text/html ETag: "fd1ee-1168-6d510e80" Expires: Wed, 30 Jun 2010 03:21:05 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Wed, 30 Jun 2010 03:21:05 GMT Connection: close
![]() 6月30日付 編集手帳天国と地獄の代表選抜がサッカーの試合をした。試合前、「勝利はもらった。名選手は皆、天国にいるから」と語る天使を悪魔が冷笑した。「どうかな。審判は皆、こっちにいるさ」◆審判というのは気の毒な存在で、ゲームが無事に進行しているときは褒められることもない。注目されるのは誤審に非難が集まるときばかりだから、きついジョークも生まれるのだろう◆サッカーW杯ドイツ―イングランド戦で試合の流れを変えた誤審が話題になっている。録画で見ると、得点が認められなかったシュートは見事に相手ゴールを射抜いていた◆〈誤審も含めて、それがサッカーだ〉という格言を知らないではないが、これが日本代表の試合だったら――と思えば、やはり胸は波立つ。「見る」とは簡単なようで難しい行為である◆審判という言葉は、選挙でもよく使われる。有権者の審判は…等々。日本代表の攻守にわたる覇気に魅了されているうちに、参院選の選挙戦も前半が終わろうとしている。各候補の政見に目を凝らし、耳をすますとしよう。きょうの“誤審”が10年後、20年後の子や孫を泣かせぬように。 (2010年6月30日02時18分 読売新聞)
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