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6月1日付 よみうり寸評

 6月到来。「首相退陣要求強まる」「首相退陣論が噴出」……、1日の朝刊各紙1面トップはそろって首相退陣問題一色だった◆〈政治とカネ〉〈普天間移設〉であれほど迷走しながら、民主党内では鳩山首相の責任論がさっぱり出なかったが、月が変わると、こうも変わるかの様変わり◆それというのも、〈5月末の決着〉があんなかたちで終わったからに違いない。普天間移設を〈辺野古回帰〉のかたちで決着を取り繕ったが、あれでは決着にならなかったということ◆それどころか社民党の連立離脱という別の決着があった。鳩山内閣の支持率(各紙世論調査)は読売19%、朝日17%、毎日20%まで落ちた。これも一つの決着◆この状況で5月が去り、首相の早期退陣を求める声が広がった。もっぱら参院選への危機感から出ている。普天間問題では渦の外で選挙対策に専念していた小沢幹事長が前面に姿を見せ始めた◆民主党の参院選・改選組と鳩山首相、小沢幹事長のツートップには、ピンチ到来の6月到来だ。

2010年6月1日14時16分  読売新聞)
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