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5月22日付 よみうり寸評

 勝ち試合こそ、反省点を指摘する。負けた時は練習しかない――。それが慶大の江藤省三監督の方針だという◆東京六大学野球の春季リーグで、慶大の快進撃が注目されている。中京商から慶大、さらに巨人、中日でプレーした江藤氏を監督に迎えての初のシーズン。2004年秋以来の優勝に、あと一歩のところまできている◆野球界では、長らく断絶状態だったプロとアマチュアとの雪解けが進んでいる。プロとの試合や練習を禁じていた日本学生野球憲章も全面改正された◆江藤監督の就任は、プロ・アマ交流の象徴ともいえる。プロで培った技術、理論を伝授することで、大学野球のレベルアップにつながるだろう◆29日からの早慶戦は、勝ち点を挙げた方が優勝という決戦だ。早大の第100代主将を務めるのは、斎藤佑樹投手(4年)。早大自慢の投手陣をどう攻略するのか、江藤監督の采配(さいはい)が見ものだ◆「久しぶりに神宮球場に行ってみるか」と思っているファンもいるだろう。六大学野球の人気回復となるか。

2010年5月22日14時34分  読売新聞)
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