
HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 51332 Content-Type: text/html ETag: "10045b-1615-7384600" Expires: Mon, 10 May 2010 22:21:41 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Mon, 10 May 2010 22:21:41 GMT Connection: close
![]() 携帯情報端末 日本上陸で広がる新たな波紋(5月11日付・読売社説)米アップル社の情報端末「iPad(アイパッド)」の、日本での予約受け付けが始まった。 米国では先月3日に発売され、初日だけで30万台、1か月足らずで100万台が売れた。すさまじい人気だ。 その余波で、日本など海外での発売が延期されていた。 人気の秘密は、iPadが、従来のパソコンや携帯電話とは異なる新世代の情報端末、と受け止められていることだろう。 新聞を四つに畳んだくらいの大きさの板のような形だ。重さは700グラム前後で、ガラス張りの液晶画面が埋め込んである。 メモ帳(英語でpad)のように持ち歩くことができ、画面を指先でなぞる簡単な操作で、写真や映像、電子書籍、ゲームなど多彩なコンテンツ(情報内容)を楽しめるのが特徴だ。 携帯電話のような通話機能はない。しかし、インターネットには接続でき、情報を調べたり、メールを送受信したりできる。文書を書いたり、表計算をしたりと、ビジネスにも使える。 パソコンのように難しい操作を覚える必要がほとんどない。携帯電話のように、狭い画面に目を凝らさなくてもいい。米国では老若男女を問わず、幅広い層に売れているという。 日本でも、米国と同様に受け入れられるだろうか。課題は、iPadで見る映像や電子書籍といったコンテンツが、米国ほど簡単には入手できないことだ。 アップル社は、映画やテレビ番組をネット経由で見るサービスを米国内で提供している。iPadで読める本も、同社やネット書籍販売大手のアマゾンから、ネット経由でいくつも入手できる。 教育現場でも、教科書を電子書籍化してiPadで読めるようにする動きが拡大している。 日本では、著作権者の了解が得られないなどの理由で、映像や電子書籍のネット販売は小規模にとどまる。iPadは、それを拡大する“黒船”になるかどうか。 特に電子書籍は欧米で急速に利用が拡大し、出版業界の新たな収益源として注目されている。 日本人は紙の本に愛着があると言われるが、電子化で読書の手段が多様化すれば、「活字文化」振興にもつながるのではないか。 それにしても残念なのは、日本が、こうした電子機器の開発で近年、海外の (2010年5月11日01時37分 読売新聞)
東京本社発行の最終版から掲載しています。
![]() ![]() ![]() |
![]() |
今週のPICK UPPR
![]()
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() |
▲この画面の上へ |
会社案内|
サイトポリシー|
個人情報|
著作権|
リンクポリシー|
お問い合わせ| YOMIURI ONLINE広告ガイド| 新聞広告ガイド| 気流・時事川柳(東京本社版)への投稿| 見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyright © The Yomiuri Shimbun. |