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3月23日付 よみうり寸評

 何から何まで対応は党のツートップとそっくりだ。民主党の小林千代美衆院議員(北海道5区)のこと◆事件についてはそろって「知らなかった」で、鳩山首相と小沢幹事長が「秘書が、母が」なら小林議員は「北教組が、陣営の事務所が」だ。すべてを周囲に押しつけ「道義的責任は痛感する」などと言っても口先だけ◆としか思えないのは、辞職はおろか離党さえしないのだから。〈労組丸抱え〉の選挙で当選した議員とは失礼ながら何とも〈気楽な稼業〉に見えてしまう◆昨年8月の衆院選を前に、小林陣営は北教組から1600万円もの大金を受け取った。選挙では、カネに加えてヒトの手でも、大変な世話になる◆それなのに、当選後、いざ選挙違反やら政治資金規正法違反やらで事件になると、知らぬ、存ぜぬ。それで通るのがまこと不思議だ。気楽と言われても仕方がない◆「私に法的責任を問うものではない」に加えて「(捜査に)事実誤認もあるのではないか」。検察に対するそんな姿勢は小沢氏譲りか?

2010年3月23日14時06分  読売新聞)
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