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1月19日付 よみうり寸評

 「小沢氏は説明責任を果たしていない」が91%、「検察の事情聴取に応じるべきだ」が88%に上る。本紙の緊急世論調査の結果だ◆この声が届いたのかどうかは知らないが、民主党の小沢幹事長側が聴取に応じる方向で検討を始めたという。それは大いに歓迎だが、党内の空気はどうか◆世論調査の示す道とはかなりずれがあるのが気にかかる。小沢批判はおろか、「検察と闘う」発言に乗ったか、党役員会が「捜査情報漏えい問題対策チーム」なる組織の設置を決めた◆〈本末転倒〉も甚だしい。小沢氏の「陸山会」の土地取引への疑問そのものを見据えず、捜査情報の漏えいをあげつらおうということ。リークを声高に言い、検察をけん制するねらいだろう◆〈政治とカネ〉の問題から目をそらし、正当な捜査に疑問を持たせる。幅広い取材の実際も知らずに、報道統制をはかるなら、政権党として異様、危険な対応だ◆「党は一枚岩」と鳩山首相。???だが、本当なら、自浄作用への期待など遠く、危険千万ではないか。

2010年1月19日14時03分  読売新聞)
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