
HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 62605 Content-Type: text/html ETag: "15c6a5-1755-87684cc0" Expires: Sun, 17 Jan 2010 20:21:10 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Sun, 17 Jan 2010 20:21:10 GMT Connection: close
![]() 常用漢字 豊かな日本語めざし拡充を(1月18日付・読売社説)一般の社会生活での漢字使用の目安となる常用漢字表の改定に向けて、文化審議会国語分科会漢字小委員会の検討作業が大詰めを迎えている。 パソコンや携帯電話などの情報機器のキーを押せば、難しい漢字も簡単に表示できる時代だ。インターネット上などで、常用漢字表に入っていない漢字を目にする機会は増えている。 今回の見直しは、パソコンなどの情報機器の普及を踏まえ、常用漢字を大幅に増やしていくことを狙ったものだ。 使える漢字を増やすことで、日本語表現もより多様で豊かなものになるにちがいない。 広く国民の意見を聞いて、現代社会に見合った新常用漢字表の制定を目指していくべきだろう。 1981年に制定された現在の常用漢字表には1945字が掲載されている。戦後まもなく制定された当用漢字1850字に95字を加えたものだ。約30年ぶりの見直しとなる。 一昨年末にまとめられた1次試案に検討が加えられ、昨秋には2次試案が公表された。現在の常用漢字表から使用頻度の低い「 「俺」「誰」「頃」などは書籍やウェブサイトなどを調査した結果、使用頻度が高いことから盛り込まれた。既に日常生活の中に定着した漢字と言える。 内閣法制局の要望により 1次試案に盛り込まれた「 情報機器の普及を踏まえれば、書くのが難しい字でも、読めるべき字として常用漢字に入れていくことも必要であろう。 このほか「 学習指導要領は、中学卒業までに常用漢字を「大体読む」こと、高校卒業までに「主な常用漢字が書けるようになること」をそれぞれ求めている。 新常用漢字表は、早ければ今年春に文化審議会の答申としてまとめられ、秋以降に内閣告示される見通しだ。 教育課程の中でどのように教えていくかについても検討を進めていかなければならない。 (2010年1月18日01時13分 読売新聞)
東京本社発行の最終版から掲載しています。
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