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1月15日付 よみうり寸評

 「法に触れるようなことをしたつもりはない。国民も理解してくれるはずだ。だからこそ政権を我々に与えてくれたのではないか」と民主党の小沢一郎幹事長◆13日、名古屋市での党のパーティーでのあいさつだ。氏の資金管理団体「陸山会」の事務所など関係各所に東京地検の一斉捜索が行われている最中だった◆「捜査中」を理由に記者会見では何も語らず、一方、その捜査が要請する事情聴取にも応じない。思うままに振る舞うのは、このあいさつのように「政権を握った」ことを何にも勝る力の源泉と考えているからのようだ◆が、「陸山会」の土地取引を巡る疑問の数々までも「国民は理解してくれるはず」と思うのは、それこそ「誤解」だろう◆「選挙に勝ったから私は正しい」などという考えの危険なことは「文芸春秋」2月号に中西輝政京大教授が書いている◆〈独裁者の肖像・小沢一郎「天皇観」の異様〉と題した寄稿。最も問題は「とりわけ与党・民主党から批判がまったく聞こえてこないことだ」とある。

2010年1月15日15時04分  読売新聞)
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