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1月4日付 よみうり寸評

 新年恒例の東京箱根間往復大学駅伝競走、東京・大手町と箱根・芦ノ湖畔の往復を駆け抜ける選手たちは〈若い(ひょう)〉にもたとえられる◆彼らの走りが沿道に春を告げるともいわれる。今年の覇者は昨年に続き連覇の東洋大学。チームにおめでとうを申し上げる◆86回を重ねたこの駅伝に68回出場の古豪だが、昨年が初優勝。初出場から最も遅い総合Vだった。連覇は05年まで4連覇した駒沢大以来で、東洋大の黄金時代到来を予感する向きもある。根拠は〈新・山の神〉の存在だ◆往路の5区、いわゆる山登りの柏原竜二選手のこと。昨年、1年生で5区の区間新、今年もその自己の記録を更新した◆箱根の山は天下の険――その山登りを制することは駅伝の天下を制することにつながる。柏原はそれを2年続けてやってのけた。昨年は8人抜き、今年は6人抜きで首位に立った◆過去、5区の区間賞を3回達成したのは山の神・今井正人(順大)ら5人、4年連続は大久保初男(大東大)1人。新・山の神はこれを目指す。

2010年1月4日14時08分  読売新聞)
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