HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 58809 Content-Type: text/html ETag: "f53fb-111b-164cd2c0" Expires: Fri, 11 Dec 2009 20:21:15 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Fri, 11 Dec 2009 20:21:15 GMT Connection: close 12月11日付 よみうり寸評 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)



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12月11日付 よみうり寸評

 〈熱烈歓迎〉――140人余の民主党国会議員が小沢幹事長に随行、ゾロゾロ訪中した。議員以外も含めると640人の大訪中団だ◆日中友好は結構にしても、異例の規模に何か違和感が残る。たまたまのタイミングにしても、一方では、沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題で日米関係がギクシャクしている折でもある◆国会の会期延長は最小限にして北京詣でかと皮肉る向きもある。「民主党政権は米国を離れ、中国に接近か」と警戒する米政府関係者もいる。「こんなに大勢の国会議員が一緒に国を留守にしていいのか」の見方もある◆熱烈歓迎の中国側も大サービスだ。北京の人民大会堂で胡錦濤国家主席が同行議員団の一人ひとりと握手してツーショットの写真撮影に応じた◆「政権交代は実現したが、解放の戦いは終わっていない。来夏に最終決戦がある。私は人民解放軍の野戦軍の最高総司令官として解放戦に徹していく」と小沢幹事長◆最終戦のあとは一党独裁? 満面の笑みで、権勢誇示の訪中にも見えた。

2009年12月11日14時20分  読売新聞)
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