HTTP/1.1 200 OK Date: Sat, 29 Aug 2009 03:21:04 GMT Server: Apache/2.0.59 (Linux/SuSE) Accept-Ranges: bytes Connection: close Content-Type: text/html (社説)日中知財権覚書 協調強め模倣品根絶図れ - 山陽新聞ニュース
山陽新聞ホームページ さんようウンナビ−岡山のタウン情報ならこちら!
Web サイト内

トップ>>地域ニュース>>社説 サイトマップ >お問い合わせ
コラム
column 以前の記事一覧

日中知財権覚書 協調強め模倣品根絶図れ

 横行する中国製模倣品の根絶へ向け、経済産業省は中国商務省に続いて商標権を管轄する国家工商行政管理総局と知的財産権保護の協力に関する覚書を交わした。両国当局間の協力態勢を強化して対策の実効性を高めてもらいたい。

 今回の覚書は、6月に東京都内で開いた日中両国の閣僚級による「ハイレベル経済対話」での合意を受けたものである。覚書には実務レベルの作業部会を年1回以上開くことや、模倣品情報の交換、日中が共同で年間作業計画を策定することなどが盛り込まれている。

 家電製品やバッグ類、CDなど中国による模倣品や海賊版は実に多彩だ。日中貿易の拡大に伴って日本製品に対する知財権の侵害が深刻化している。特許庁が国内民間企業を対象に昨年実施した調査では、7割近くの企業が中国関係の模倣品で被害を受けたという。あらためて、その多さに驚かされる。

 中国政府は取り締まりを強めているが、成果はなかなか上がらない。法整備の不十分さに加えて大きな理由が地方政府の姿勢である。偽物を製造する工場の通報があっても、雇用面など地元の利益になるとして手心を加えているとの指摘もある。

 模倣品の横行を許しておけば消費者に対する裏切りはもちろん、違法な製品が安く売られることで日本企業は痛手をこうむる。中国も国際的な信用を失墜させるなど双方にとって大きな不利益といえよう。

 中国政府は一段の決意で臨まなければならない。そのためにも日中の当局同士が具体的な案件について情報や知恵を共有し、方策を詰める意義は大きい。連携や信頼を強めて取り締まりに全力を挙げるとともに、知財権の持つ意味を中国内に広く浸透させるよう求めたい。



(2009年8月26日)
注目情報

47club

夏の修学旅行出発

写真
 新型インフルエンザの影響で修学旅行を延期していた赤磐市内の小学校3校が25日、京阪神方面への修学旅行に出発した。児童は「健康に気を付けて、一生の思い出を作ってきたい」と話している。 【続きを読む】

最新ニュース一覧
10月分の給料不払いを検討
関西独立リーグの神戸
(12:15)
警報解除・注意報=宇都宮発表
(12:15)
俳優、交番に“ライダーキック”
役演じた唐渡さん逮捕
(12:09)
ヨーカドー、不採算の4店閉鎖へ
販売不振で
(12:07)
半導体大手エルピーダに公的資金
株主総会で注入を可決
(12:05)
五輪で女子の階級増案提出
国際レスリング連盟
(12:00)
14歳の伊藤が最年少で予選通過 photo
KBC男子ゴルフ
(12:00)
石川遼が単独首位
KBC男子ゴルフ第3日
(11:44)
松井秀は4打数1安打 photo
Wソックス戦
(11:43)
北朝鮮製の武器積んだ船を拿捕
UAE当局、イラン向け
(11:41)
尾崎直道が6位、青木は70位
米シニアゴルフ第1日
(11:37)
剣道、男子個人で寺本が初優勝
世界選手権
(11:27)
酒井被告の釈放求め脅迫メール
「東京地検など火の海に」
(11:13)
米軍トップ、異例の身内批判
対イスラム情報戦略で
(11:04)
イチロー、守備練習も開始 photo
復帰は医師の診断待ち
(10:59)
米ロス郡、山火事で非常事態宣言 photo
多発受け州知事
(10:37)
今田予選落ち、ウッズ17位
米男子ゴルフ第2日
(10:33)
米シティを7自治体が提訴
サブプラ損失でノルウェー
(10:07)
ジャクソンさん死因薬の複合使用
検視局が正式発表
(10:03)
台風情報=気象庁発表(位置)
(9:48)


山陽新聞総合データベース
★山陽新聞社ホームページのデータとリンクについて★


・ホームページの記事・写真の著作権は山陽新聞社、共同通信社、寄稿者に帰属します。すべてのデータの無断複製・転載を禁じます。
・ネットワーク上の著作権について日本新聞協会の見解をご覧下さい。
・リンクする際は、トップページ(
http://www.sanyo.oni.co.jp/)にしてください。トップページ以外のページへの直接リンクは基本的にお断りしています。また、「ブックマーク」「お気に入り」等への登録もトップページにお願い致します。

Copyright © 1996-2009 The Sanyo Shimbun,all rights reserved.