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元米大統領訪朝 6ヵ国協議枠組み崩すな

 電撃的に北朝鮮を訪問したクリントン元米大統領が、拘束されていた米国人女性記者2人を伴って帰国した。3月中旬に発生した米記者拘束問題が、約4カ月半ぶりに解決したことは喜ばしい。

 元大統領は訪朝中、金正日総書記と会談した。今回の訪朝で米朝の対話機運が高まったことは間違いなかろう。北朝鮮が「永遠になくなった」とかたくなに拒む核問題をめぐる6カ国協議再開の契機にしたい。

 2記者は不法入国などの罪で拘束されていた。北朝鮮の朝鮮中央通信は金総書記が「特別恩赦」を与えて釈放を命じたと伝えた。さらに、会談では米朝間の諸懸案をめぐり「対話の方法で問題を解決することで見解一致がなされた」とし、元大統領が「両国間の関係改善方法と関連した見解を盛り込んだオバマ大統領の口頭メッセージを伝えた」と主張した。

 これに対し、オバマ政権は、口頭メッセージ伝達を否定する。元大統領の訪朝は「私的な訪問」であり、核問題などと切り離したあくまでも人道目的だったと強調している。

 会談の内容には双方の食い違いがみられるものの、北朝鮮側が米国との直接対話を強く望んでいることは明白だ。だが、オバマ政権としては2国間対話に慎重な対応が必要であろう。

 北朝鮮の2回目の核実験を受け、オバマ政権は6月に国連安全保障理事会が採択した制裁決議の履行徹底を国際社会に訴えている。北朝鮮が非核化への具体的な動きをみせていないのに、対話へ踏みだせば甘過ぎると批判を浴びかねない。

 問題解決のために、6カ国協議の枠組みを崩してはならない。オバマ政権が成果をあせれば、したたかな北朝鮮外交に足をすくわれよう。



(2009年8月7日)
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