
HTTP/1.0 200 OK Server: Apache Content-Length: 56304 Content-Type: text/html ETag: "f2cc3-116a-6d882f00" Expires: Mon, 27 Jul 2009 02:21:17 GMT Cache-Control: max-age=0, no-cache Pragma: no-cache Date: Mon, 27 Jul 2009 02:21:17 GMT Connection: close
![]() 7月27日付 編集手帳戦後64年を前に、これまで沈黙を守って来た旧日本軍の元兵士らが、自らの戦争体験を語り始めている。同時代の出来事として、あの戦争を語れる人の多くも今や80歳代以上と高齢だ◆長尾栄治監督が撮影したドキュメンタリー映画「語らずに死ねるか! 無名の元兵士たちの声」(45分)は、地味だが貴重な証言集だ。老いた元兵士らの淡々とした語り口からは、あの時代の空気が伝わって来る◆2歳上の兄に続いて志願した元少年兵は「アジアの平和のために戦わねばと真剣に考えていた」と追想する。別の元兵士は「当時は戦うのは国の名誉のためであり、兵隊に行けないことは恥ずかしいことだった」と証言する◆特攻隊員など3人の兄を戦争で亡くした女性は「(兄たちは)国のためになっていると、私も何か誇らしい気持ちだった」と語り、「いまは本当にむなしい」と涙ぐむ◆証言からは、戦争賛美か反戦かでは割り切れない複雑な心境がうかがえる。戦争とは何かを考えるのによい材料である。映画の上映と元兵士の証言は、8月11〜13日、東京・中野駅南口の「なかのZERO本館」で行われる。 (2009年7月27日01時35分 読売新聞)
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