HTTP/1.1 200 OK Date: Mon, 13 Jul 2009 02:21:04 GMT Server: Apache/2.0.59 (Linux/SuSE) Accept-Ranges: bytes Connection: close Content-Type: text/html (社説)日本航空 高コスト体質改善なるか - 山陽新聞ニュース
山陽新聞ホームページ さんようウンナビ−岡山のタウン情報ならこちら!
Web サイト内

トップ>>地域ニュース>>社説 サイトマップ >お問い合わせ
コラム
column 以前の記事一覧

日本航空 高コスト体質改善なるか

 かつての花形企業の復活なるか。日本航空の経営再建の行方に注目が集まっている。

 日航は、政府保証のついた日本政策投資銀行の危機対応融資を中心にメガバンク3行などから計約1千億円の融資を受けることになった。先週開かれた関係機関の連絡会議では、金融機関側から抜本的なコスト削減を求める声が相次いだ。

 日航は新型肺炎騒ぎや運航トラブル続発、内紛劇などで顧客離れが進み、現在の西松遥社長の下で経営改革に取り組んできた。再建は軌道に乗ったかに見えたが、今回の世界的景気後退の影響で国際線を中心に出張などが手控えられて収入が激減、2009年3月期は600億円を超す赤字となった。

 旅客売上高でみると、ライバルの全日本空輸は国内線が国際線の2倍以上ある。日航はほぼ1対1だ。国内線は収入が比較的安定しているのに対し、国際線は海外要因に影響されやすく航空会社の経営を揺さぶる場合も多い。国際線比率の高さは経営悪化の要因の一つだろう。

 しかし、それだけではない。半官半民の時代もあった日航には、お役所的な高コスト体質が残っているといわれる。西松社長自身、「まとめ役が多く間接部門が肥大化している」と非効率を認める。労働組合が八つもあり、経営改革を進めにくいとの指摘もある。

 融資決定に伴い、日航は早期に経営改善計画をまとめることになっている。人件費削減などにより、高コスト体質の改善を形で示す必要がある。

 路線のリストラも必要になろうが、国内線については全国に数多い空港の地元要望もあり、一朝一夕にはいくまい。日航の経営難とその再建の行方を通じて、日本の航空行政の在り方も問われている。



(2009年7月13日)
注目情報

47club

ベル6戦ぶり白星 千葉に3―0

写真
 なでしこリーグ第13節は11、12の両日、美作市の美作ラグビーサッカー場などであり、1部7位の岡山湯郷ベルは千葉に3―0で快勝。勝利は六戦ぶりで、連敗を3で止めた。通算成績は3勝3分け7敗で、順位は… 【続きを読む】

最新ニュース一覧
「石原知事の気力心配」
都庁、重苦しい雰囲気
(11:18)
金総書記、膵臓がんか
韓国テレビ報道
(11:09)
警報解除・注意報=銚子発表
(11:03)
警報=秋田発表
(11:03)
和歌山、18歳少年ひき逃げ容疑
「父に怒られる」と逃走
(10:59)
愛媛、飲酒運転制止の女性死亡
男逮捕、致死容疑で捜査
(10:46)
「歴史の一ページ開いた」 photo
奈良市長当選の仲川氏
(10:44)
両陛下、バンクーバーに移動 photo
56年前のパイロットに見送られ
(10:22)
イチローは2安打1打点
レンジャーズ戦
(10:14)
ストリッカーが今季2勝目
米男子ゴルフ最終日
(9:56)
ランガーが4勝目
米シニアゴルフ最終日
(9:41)
ドジャース黒田は2番手で3失点
ブルワーズ戦
(9:30)
元世界王者殺害で妻逮捕
ブラジルのリゾート
(9:22)
松井秀は無安打3四球 photo
エンゼルス戦
(9:16)
NYフィル、ハバナ公演へ
米キューバ関係改善を象徴
(9:16)
中国当局者がウイグル暴動を非難
「建国以来最多の死傷者」
(9:11)
宮里藍自己最高6位、池恩憙初V
全米女子ゴルフ最終日
(9:10)
キリン、サントリー統合へ photo
酒類・飲料で世界最大級に
(9:07)
米シャトル悪天候で発射また延期
次予定は14日
(9:01)
民主38選挙区でトップ当選
新人が17区制す
(8:49)


山陽新聞総合データベース
★山陽新聞社ホームページのデータとリンクについて★


・ホームページの記事・写真の著作権は山陽新聞社、共同通信社、寄稿者に帰属します。すべてのデータの無断複製・転載を禁じます。
・ネットワーク上の著作権について日本新聞協会の見解をご覧下さい。
・リンクする際は、トップページ(
http://www.sanyo.oni.co.jp/)にしてください。トップページ以外のページへの直接リンクは基本的にお断りしています。また、「ブックマーク」「お気に入り」等への登録もトップページにお願い致します。

Copyright © 1996-2009 The Sanyo Shimbun,all rights reserved.