HTTP/1.1 200 OK Date: Sun, 12 Jul 2009 03:21:04 GMT Server: Apache/2.0.59 (Linux/SuSE) Accept-Ranges: bytes Connection: close Content-Type: text/html (社説)新生GM発足 依然不透明な再建の行方 - 山陽新聞ニュース
山陽新聞ホームページ さんようウンナビ−岡山のタウン情報ならこちら!
Web サイト内

トップ>>地域ニュース>>社説 サイトマップ >お問い合わせ
コラム
column 以前の記事一覧

新生GM発足 依然不透明な再建の行方

 経営破綻(はたん)した米自動車最大手のゼネラル・モーターズ(GM)から、優良資産などを引き継いで「新生GM」が発足した。米政府が株式の約6割を保有する事実上の「国有化」で経営再建へと踏み出した。

 GMは、6月1日に日本の民事再生法に相当する連邦破産法11条の適用を申請して経営破綻した。それから約40日間という異例の速さで法的手続きを終え、新会社誕生にこぎ着けた。当初の想定では60?90日間だったから大幅な短縮となった。

 背景には、巨額の公的資金活用に対する国民感情を意識して円滑な進展を示したいオバマ政権の意向があった。政府は手続きが長引けば清算の恐れがあると強調、連邦破産裁判所も清算による影響を懸念して混乱回避重視に動いたといえよう。

 新生GMは「シボレー」や「キャデラック」など4ブランドに絞って経営資源を集中させる。低燃費の小型車重視、人員や販売店の削減なども進め2010年の再上場を目指す。記者会見に臨んだヘンダーソン最高経営責任者(CEO)は、GM新時代をアピールするとともに、「15年までにできるだけ早く政府資金を返済したい」との決意を示した。

 しかし、先行きは不透明だ。破綻を招いた原因の一つが、利幅の大きい大型車頼みで低燃費や環境対応技術への投資を怠った点にある。電気自動車やハイブリッド車などの開発・販売競争が激化する中で、遅れを取り戻しての魅力ある車づくりは容易ではない。全米自動車労働組合が政府に次ぐ新生GMの大株主ということも、経営効率化の懸念材料となりかねない。

 新生GMが、大幅な意識改革やしがらみを断ち切って経営を軌道に乗せられるか。正念場はこれからだ。



(2009年7月12日)
注目情報

47club

福山・鞆「お手火祭」 夜空焦がす

写真
 燃え盛るたいまつを氏子たちが担ぎ練り歩く伝統の火祭り「お手(て)火祭(びまつり)」が11日夜、福山市鞆町後地、沼名前(ぬなくま)神社であり、参拝客ら約1万2000人が夜空を焦がす炎に無病息災や家内安… 【続きを読む】

最新ニュース一覧
プライスが単独首位
米シニアゴルフ第2日
(12:13)
スタイルズが単独首位
米男子ゴルフ
(11:56)
震度=大阪管区気象台発表(12日11時43分) :地震(小規模)
(11:43)
松井稼は2安打1盗塁
ナショナルズ戦
(11:29)
両陛下ビクトリアの日系人と懇談 photo
市民と交流も
(11:22)
自転車、別府は125位
ツール・ド・フランス
(11:05)
佐渡沖で漁船火災、夫婦が不明
弾崎の南東約20キロ沖
(10:45)
警報解除・注意報=和歌山発表
(10:44)
東京都議選の投票始まる
大勢13日未明に判明
(10:42)
仙台市長選、6新人届け出
「与野党対決」ならず
(10:20)
200背ピアソル、世界新
入江の日本記録上回れず
(10:00)
宮里藍が17位に浮上 photo
全米女子ゴルフ第3日
(9:14)
入江兄弟、リレーでV photo
金メダル数は20の大台に
(8:58)
松井秀は14号ソロ photo
エンゼルス戦
(8:51)
福留は4打数無安打
カージナルス戦
(8:10)
民家全焼、女性1人死亡
千葉市
(7:50)
ナットウエンジェル結成
AKBメンバーが納豆PR
(7:43)
「黒人として特別の感情」 photo
オバマ氏、奴隷貿易拠点へ
(6:21)
民主公約に「給油停止」記載せず
現実路線、米政権に配慮 
(2:02)
宮里美は通算14オーバー
全米女子ゴルフ第3日
(1:20)


山陽新聞総合データベース
★山陽新聞社ホームページのデータとリンクについて★


・ホームページの記事・写真の著作権は山陽新聞社、共同通信社、寄稿者に帰属します。すべてのデータの無断複製・転載を禁じます。
・ネットワーク上の著作権について日本新聞協会の見解をご覧下さい。
・リンクする際は、トップページ(
http://www.sanyo.oni.co.jp/)にしてください。トップページ以外のページへの直接リンクは基本的にお断りしています。また、「ブックマーク」「お気に入り」等への登録もトップページにお願い致します。

Copyright © 1996-2009 The Sanyo Shimbun,all rights reserved.