HTTP/1.1 200 OK Date: Sun, 05 Jul 2009 01:21:04 GMT Server: Apache/2.0.59 (Linux/SuSE) Accept-Ranges: bytes Connection: close Content-Type: text/html (社説)3人乗り自転車 子育て支援と安全両立を - 山陽新聞ニュース
山陽新聞ホームページ さんようウンナビ−岡山のタウン情報ならこちら!
Web サイト内

トップ>>地域ニュース>>社説 サイトマップ >お問い合わせ
コラム
column 以前の記事一覧

3人乗り自転車 子育て支援と安全両立を

 自転車に幼児2人を乗せる3人乗り自転車が今月から全国でほぼ一斉に解禁された。子育て中の母親の声を受けたものだが、今後取り組まなければならない課題も多い。

 子どもをサドルの前後に乗せて運転する3人乗りは日常見られる光景ではあったが、以前から道交法で禁じられていた。むろん危険だからだ。

 一転して認められるようになったのは、警察庁が2007年末、自転車の運転マナーを定めた教則に3人乗り禁止をあらためて明記しようとしたことに、母親たちが「非現実的だ」と猛反発したからだった。

 ただし、認められたのは幼児2人を乗せても十分な強度や制動性能があるなど、警察庁が示した6項目の安全基準を満たした自転車だけだ。幼い子どもを抱えた母親を支援するための限定的な解禁で、乗せる子どもは6歳未満の条件がある。

 問題点の中で、まず親にとって痛いのは価格だ。条件を満たす自転車は5万〜15万円もする。高すぎる、と購入を見送る親たちも多いだろう。新型の販売を始めた自転車メーカーも一部にとどまっている。

 群馬県前橋市は4万円を上限に購入費の半額補助制度を設けており、東京都三鷹市では今秋からレンタル事業を始めるというが、まだまれなケース。国としても子育て支援の観点から自治体をサポートする仕組みをつくるべきだろう。

 安全のための環境整備も重要だ。自転車が関係する事故は08年に約16万件発生し、全事故の約21%を占めている。頑丈な自転車の登場は歩行者にとってさらに「脅威」になりかねない。

 自転車は「車両」という認識に立ち、交通ルールを守る安全運転教育の徹底や、自転車専用道の整備にも取り組みたい。



(2009年7月5日)
注目情報

47club

岡山・ナイトカフェ開幕

写真
 岡山市中心部の夏の夜を彩る「ジャズ&ナイトカフェin柳川」が4日、同市北区野田屋町の柳川交差点北西角で始まり、市民らが生演奏とオープンカフェを楽しんだ。 【続きを読む】

最新ニュース一覧
警報解除・注意報=那覇発表
(10:18)
今田8位に浮上、ウッズ首位
米男子ゴルフ第3日
(9:57)
女子柔道で西田優勝
グランドスラム、平岡ら2位
(9:55)
個人トライアル新城は127位 photo
ツール・ド・フランス
(9:47)
谷川さん詩集スペイン語に photo
メキシコの国連職員が翻訳
(9:40)
セラヤ氏が帰国言明
ホンジュラス政府と衝突も
(9:39)
体操男子個人総合で星が逆転優勝 photo
ユニバーシアード第4日
(9:38)
女子複ウィリアムズ姉妹2連覇 photo
男子ネスター、ジモニッチ
(9:27)
福留、4打数1安打
ブルワーズ戦
(9:26)
イチロー5打数1安打
斎藤1回1失点2敗目
(9:26)
松井稼、3打数無安打
ジャイアンツ戦
(9:25)
静岡知事選投票始まる
4新人が立候補
(9:18)
松井秀、4打数2安打
ブルージェイズ戦
(8:56)
両陛下、カナダの市民と懇談 photo
オタワ郊外で農場も訪問
(8:36)
自由の女神、冠公開を復活
米独立記念日に8年ぶり
(7:58)
辻希美、切ない初恋話披露 photo
人気米ドラマの試写会で
(7:55)
平岡らが準決勝進出
柔道グランドスラム大会
(1:47)
警報解除・注意報=甲府発表
(1:43)
テコンドー内村が銅メダル
体操女子で田中が5位
(0:54)
首長連合で政党応援へ
東国原知事とは連携せず
(0:20)


山陽新聞総合データベース
★山陽新聞社ホームページのデータとリンクについて★


・ホームページの記事・写真の著作権は山陽新聞社、共同通信社、寄稿者に帰属します。すべてのデータの無断複製・転載を禁じます。
・ネットワーク上の著作権について日本新聞協会の見解をご覧下さい。
・リンクする際は、トップページ(
http://www.sanyo.oni.co.jp/)にしてください。トップページ以外のページへの直接リンクは基本的にお断りしています。また、「ブックマーク」「お気に入り」等への登録もトップページにお願い致します。

Copyright © 1996-2009 The Sanyo Shimbun,all rights reserved.